ジスロマック服用のタイミングは?

ジスロマックの服用タイミングは、食前食後の明確な制限はありませんが、食事の前後2時間をさけて服用します。食後の服用を支持する医療機関がほとんどです。しかし、食事の前後2時間以内の服用は、食事による消化液のイオン濃度の変化による影響を受けてしまう為、血中最大濃度や血中半減期に至る時間が想定時間よりも早く、医薬効果が強くあらわれ過ぎ、副作用の原因となる事もあります。ジスロマックは、アジスロマイシンを主要な成分とする蛋白合成阻害薬であり、性器クラミジアや淋病などの性行為感染症の他に扁桃炎や扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍、急性気管支炎、肺炎などの疾患にも治療薬として利用されています。ジスロマックは、感染細胞リボソーム内の大きなサブユニットと優先的に結びつく事で、蛋白合成に必要な蛋白鎖の遺伝子情報に混乱を与え伸長を阻害し、ウイルス自体の増殖を抑制する効果を示します。アジスロマイシンは、エリスロマイシンの分子骨格にN原子を付加した事により、感染細胞内の医薬濃度を血中濃度の10倍~100倍を実現し少量でも十分な医薬効果が期待出来る医薬成分です。又、徐放性を有する製剤法を施した事で小腸で安定かつ長時間にわたる医薬成分の放出が可能となり、70時間近い血中半減期を実現し、1週間~2週間にわたる1日3回の服用と同等の医薬効果を1回の服用で可能としています。性器クラミジアの治療薬は、従来消化液の影響を大きく受ける為に腹痛や吐き気、嘔吐など胃部の不快感と言う副作用が問題視されていましたが、ジスロマックでは胃液の影響を受ける事が少ないので非常に副作用の発生頻度や重症度が低く、安全性が高く安心して服用出来る治療薬とされています。

ジスロマックの効果を最大限に発揮するには

ジスロマックは感染症対策として細菌を殺す薬であり、様々な感染症に使用される抗生物質です。多くの細菌に有効なため、呼吸器科や耳鼻科をはじめいろいろな科で使われています。また、1日1回3日間の内服で約1週間効果が続くという点もこの薬の大きな特徴です。患者さんにとっても、医師にとっても使い勝手の良い薬ですので処方される事が多いでしょう。効果を最大限に発揮すれば、早く治癒することが可能になります。効果を最大限に発揮するためにはどうすればよいでしょうか。まず内服のタイミングですが、この薬は胃酸による影響を受けにくいため、食事の時間とは関係なく内服することができます。処方をしてもらったらすぐにでも内服が可能です。ただし、薬の内服を自己判断で中止したり飲み忘れが2日続くなど中途半端な飲み方をしていると、細菌が抗生物質に対して抵抗力を備えてしまい、薬による効果がなくなってしまいます。指示された期間しっかり服用することで、細菌を完全に死滅させることができます。 また他の同じ種類の薬に比べると、飲み合わせの悪い薬は少ないですが、一部の制酸薬と同時に内服すると、ジスロマックの吸収が悪くなるとの報告があります。制酸薬とは、主に胃薬として使われています。また、便秘の改善に使われる酸化マグネシウムも制酸薬です。これらの薬を内服している場合は時間をずらして(一般的には2時間以上と言われています。)飲むようにしましょう。他の薬を内服している場合は必ず、医師・薬剤師に相談して下さい。 最近では、抗生物質に抵抗力のある細菌が増えています。ジスロマックは様々な細菌に効果がありますが、まれに効果のない細菌もあります。内服後も症状が改善しないようなら、必ず医師に相談してください。

乳児のジスロマック服用は体に影響ある?

ジスロマックは、妊婦や授乳婦への投与による胎児や乳児の体に対する薬剤の悪影響は無いとされています。ジスロマックは、授乳婦が服用しても薬剤自体に有害ない影響が無い上に、母乳による胎児ヘの薬剤の移行量が微量なので影響が無いとされ、アジスロマイシンやマイクロスフェアの導入により副作用が非常に少なく、他の薬剤との相互作用も非常に少ない為にアレルギーなどの副作用も少なく安心して服用出来る治療薬です。又、ジスロマックは、成人が服用する250mgや500mg、1000mg以外に主に15kg未満の患児に投与する細粒小児用10%や小児用カプセルなど小児用があり、小児の1回の服用量が体重1kgあたり力価10mgと定められ、15kg未満の患児への投与も想定されている完全性の高い抗生物質です。しかし、妊娠中は時期によって胎児に対する薬剤の影響に波が有り、特に妊娠初期にあたる4週目~15週目は胎児に対する薬剤の影響が大きくなる時期とされています。妊娠4週目~7週目は、薬剤の影響が大きい事から絶対過敏期と呼ばれ、妊娠8週目~11目は重要な器官形成が終了し薬剤による影響が和らぐ事から相対過敏期と呼ばれ、妊娠12週目~15週目は未だ薬剤による影響を受け易い事から比較過敏期と呼ばれ、一般的に妊娠初期には薬剤の投与が控えられています。その為、胎児の新生児結膜炎や肺炎を引き起こす産道感染を防ぐ目的のジスロマックなどの薬剤投与が、胎児への薬剤による悪影響を最小限に抑える為に妊娠20週目頃~妊娠30週目までに行われています。逆に、妊娠超初期と呼ばれる妊娠4週目未満の時期には、胎児の器官形成が殆ど始まっていない事から薬剤の影響が無いと考えられています。
▼ジスロマック服用のタイミングも重要ですが、まず検査をして確かめましょう!
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