ジスロマックの副作用の少なさと治療中はコンドームを

ジスロマックは、マクロライド系のエリスロマイシンを改良したアジスロマイシンを主成分とするDNAポリメラーゼ阻害薬であり、抗菌作用だけで無く抗炎症作用や免疫抑制作用、活性酸素生産能抑制作用などの医薬効果を有する抗生物質です。ジスロマックは、アジスロマイシンにマイクロスフェアを施した事により、胃腸症状の副作用の発生頻度が少ないだけで無く、薬物代謝酵素との結び付きが弱い為に他の薬物との相互作用の心配が無くアレルギーなどの副作用が少なく安全性の高い抗生物質です。適応菌種としては、クラミジア菌や淋菌、レンサ球菌属、肺炎球菌などに有効とされ、特に性器クラミジアの治療薬として知られています。性器クラミジアは、クラミジア・トラコマチスD型~K型に感染する事で発症するSTDですが、共に自覚症状が乏しい為に完全に気付かず感染を拡大させてしまいます。加えて、感染に気付き治療を開始しても、コンドームを使用せずに性行為を重ねてしまい、パートナーに感染させたり、パートナーから感染させられたりとピンポン感染してしまうケースが多くあります。又、一般的に性行為によって感染するとされていますが、オーラルセックスにより咽頭へも感染する危険性があるので、性器クラミジアの治療中は性行為を控える必要があります。他の感染経路としては、感染患部が直接触れる公衆浴場の椅子やサウナに敷かれたタオル、公衆トイレの不衛生な便座などへの直接接触で感染する可能性があり、性器クラミジアの感染患者のいる家庭ではたおるの共用でも感染するリスクがあるので、性器クラミジアの治療中はコンドームの使用だけで無く、私生活から菌との接触に気を付ける必要があります。

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