ジスロマックは性病、扁桃腺炎や尿道炎などに有効

ジスロマックは、一般的に性器クラミジアや淋病などの性行為感染症STDの治療薬として知られていますが、尿道炎や子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患、副鼻腔炎だけで無く、扁桃腺炎や扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍、急性気管支炎、肺炎などの呼吸器系の疾患など様々な種類の疾患の治療薬としても用いられています。扁桃腺炎は、風邪や過度の疲労蓄積、喉の乾燥などによりインフルエンザ菌や肺炎球菌、溶血連鎖球菌、黄色ブドウ球菌などの常在菌が増殖する事により、発症初期には赤く腫れ痛みが生じ、38度~40度の高熱を伴い頭痛や倦怠感、関節痛、頚部リンパ節腫張などの症状が現れ、特に急性の場合には扁桃周囲炎を引き起こし腫れや痛みが増大するケースもあります。又、慢性の場合には、喉の乾燥や咽頭の異常感頭痛、耳の痛みなどの症状を1年に5回以上の割合で再発を繰り返します。単純ヘルペスウイルスによる扁桃腺炎の治療には、ゾビラックスやバルトレックスなどの抗生物質が用いられ、ウイルスによる扁桃腺炎の治療には抗生物質を持ちいらず対症療法が行われています。しかし、細菌による扁桃腺炎治療には、ペニシリン系やセフェム系、ジスロマックなどのマクロライド系の抗生物質の服用と喉の消毒及び鎮痛解熱剤に薬物治療が行われ、1日~2日程度の安静で完治しますが、1年に4回以上の再発を繰り返す場合には外科的手術が行われます。ジスロマックは、主成分アジスロマイシンが選択的に70S内の50サブユニットと結合する事で、アミノ酸が重結合するポリペチド鎖の設計に必要な遺伝子情報を転写するmRNAの働きを阻害し、ポリペチド鎖の成長を抑制してヘルペスウイルスの増殖を阻止します。

ページの先頭へ戻る